空き家問題パート6

前回では、空き家の管理者に行政から助言・指導→勧告→命令→行政代執行と説明しましたが具体的に説明すると。

助言とは、例えば、「庭の草木が伸びているので除草作業を行って下さい」と行政から適正管理を求める助言があった場合は、近隣住民からの苦情があったということがいえます。助言は法的な効力が無いため、対応するかどうかは所有者の判断に委ねられますが、比較的容易に対応できることが多いため近隣住民のためにも対応するようにしましょう。

指導とは、所有者が助言に従わない場合や、改善が直ちに必要な場合、所有者に対して市町村から空き家管理について指導さてることがあります。指導は助言よりも行政指導として重く、所有者に対して適正管理を強く促すものです。

勧告とは、空き家の適正管理について指導されても状況が改善されない場合、所有者に対して市町村は状況改善の勧告を行います。その状況は、近隣住民に大きな被害をもたらす可能性があるよう深刻なケースも多く一刻も早い対応が必要です。

「特定空家」に指定されてた後に改善勧告されてしまうと、その状況が改善されるまで固定資産税の優遇措置が適用されず、従来の土地の税金6倍を支払う必要となります。

命令とは、勧告されても所有者が対処しない場合、市町村は空き家の所有者に対して改善の命令をします。命令は助言・指示・勧告・といった行政指導よりも重く、行政処分といわれる行為で、「空家等対策特別措置法」では命令に背くと50万円以下の罰金が科されます。また、命令を受けた空き家に改善が見られない場合、行政が所有者に代わり対処し、その費用を所有者に請求する「行政代執行」により、樹木の伐採や堀の撤去、建物の解体が行われる可能性があります。

空家を放置すれば、他人だけではなく、自分自身にも何かしらの負担がかかってきます。そうなる前に、「空き家」になりそうな場合は当社に一声かけていただければと思いますので宜しくお願いします!

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